モエレ沼公園へ行きました

先日、東京から友人が遊びに来た折に、札幌のモエレ沼公園に行ってきました。

彫刻家イサム・ノグチが手がけた彫刻作品が点在する広大な公園です。敷地は約188.8ヘクタールとなっており、これは東京ドーム約40個分の敷地面積です。公園の入り口から有名な作品「ガラスのピラミッド」まで、車で行ったほうが良いというほどの広さでした。

コロナということもあり、中のレストランは休業中で残念でしたが、人が少ない分ガラスのピラミッドの建物の中が静寂に包まれていて美しかったです。

 

 

雪と空とエゾ松の林だけの風景は幻想的でした。

今回、モエレ沼公園に行ったのは友人のおすすめからでした。子供の頃、一度訪れたきりだったので、モエレ沼公園のことを「広いだけの公園」と思っていました(笑)(子供の頃は、彫刻の良さもわからなかったのです笑)多分、友人と一緒じゃなかったら行ってなかったと思います。ですが、行ってみての感想は「なんて美しいんだ...」です。

北国の人あるあるかもしれないんですが、雪が当たり前すぎて、雪景色を純粋に美しいものとして感じることを忘れがちになってしまう気がします。空と大地と真っ直ぐな道路が地平線まで続いている広大な景色も、北海道に住んでいると特別とは感じなくなってしまうんですよね...。ですが、数年東京、関西で暮らしていた私は最近北海道に帰ってきて、故郷の良いところに素直に感動できるようになりました。そういう故郷の良さに気づけるようになったことが、自分自身の成長ポイントかなーと思っています。

ピラミッドの中では、所蔵されている彫刻作品の「AKARI」と、道内作家の川上りえさんの作品のコラボレーション「AKARI:無重力のパラレル」が展示中でした。ゆっくりと観ることができました。

 

 

帰る頃になると、園内は私たちだけになっていました。ライトアップされたピラミッドもまた美しかったです。

タクシーをガラスのピラミッドの前まで呼んでもらいました。

また雪が解けたら行ってみたいです。

🟦 青華 🟦